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2020年5月1日
皆さん、こんにちは!アンダーデザイン テクニカルDiv.2 の右佐林です。
緊急事態宣言が1か月ほど延長されることがほぼ確定し、リモートワークの重要性が更に増しています。
最終回はリモートワークに最適なAmazon WorkSpacesに関して、コストメリットを軸にWorkSpacesを使うメリットについて記載してみたいと思います。
Amazon WorkSpaces は現在 50 ユーザーまで無料でご利用いただけます。本オファーは 2020 年 6 月 30 日までです。本オファーはスタンダード、バリュー、パフォーマンスの各バンドルが対象となります。このオファーの詳細については、こちらのフォームにてお問い合わせください!担当者をアサインして詳しくご説明させていただきます。
Amazon WorkSpaces自体は使った分だけオンデマンドで課金されるタイプの AutoStop (時間単位課金) と、月額の定額でお支払いいただく AlwaysOn (月額単位課金) が選択できます。
AutoStopの場合は「固定料金 + 時間課金」という料金設定になっているので、使わなくなった場合は、削除しないと課金が続いていまいます。また、初回接続時に起動するまで時間がかかるという点にも注意が必要です。パート勤務の方が多い職場であれば良いかも知れません。
Amazon WorkSpaces のアプリケーションで「SignIn」や「Reconnect」を選択すると、接続先のホスト・インスタンスが起動します。
Amazon WorkSpacesを利用するには、利用ユーザーを登録するためのディレクトリサービスが必要です。現在は、以下がご利用できます。
オンプレミスのサーバーを導入するには高額な初期投資が必要ですが、WorkSpaces なら月額のランニングコストで使い始めることができます。
大抵の企業様ですと、数百万円もの投資を行うには、しっかりとした根拠を準備して社内稟議を進られるケースが一般的だと思います。こうした調整事には人件費がかかります。オンプレミスのサーバーを使い始めるまでに、長い時間がかかります。
そして、オンプレミスサーバーは簡単にサイジングができません。ようやくサーバーを導入しても利用者の利用負荷が予想以上に高く、サーバースペックを超えてしまった場合には遅延が発生したり、最悪の場合ハングアップして動かなくなる可能性もあります。
次のリプレースまで、レスポンスの悪い利用制限が必要なサーバーを不満を抱えながら使い続けることになるかも知れません。
Amazon WorkSpaces なら、簡単にスケールができます。利用頻度のモニタリングは必要ですが、性能の予測をする必要はありません。
前々回のブログで、会社のクライアントPCにリモートデスクトップ接続をして社内システムにつなぐシーンを想定しました。
追加のコストはかかりますが、Amazon WorkSpacesにはVPN Gatewayを利用できるので、社内システムとプライベート接続でセキュアに利用することが可能です。AWSとVPN接続でオンプレミスの環境と両方を利用するハイブリッド型クラウドは弊社の最も得意とする分野ですので、是非ご相談ください。
Amazon WorkSpacesは、仮想デスクトップ (VDI) サービスです。そのため、ローカルPCは最低限のスペックで利用ができます。クライアントとサーバーの接続には、PCoIPというプロトコルが利用されていて、暗号化されつつ高度な圧縮技術で通信が行われるため、比較的低速なネットワーク通信でも利用が可能できます。
普段は、iPhoneの省データモード で Amazon WorkSpaces に接続していますが、最初は若干遅延があるものの安定してからはスムーズに操作ができています。外出先でも十分利用できるレベルだと感じています。
最小限の機能だと、接続元のクライアントに追加の費用が掛からないプランもご用意できるかも知れません。場合によっては、写真を加工されたりCADを利用されたりする業種もあるかと思います。その場合は、GraphicsProバンドルというグラフィックに特化したタイプがご選択いただけます。
デモ環境をご用意していますので、是非ご体験いただき快適なリモートワーク環境の導入をお手伝いをさせてください。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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