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リプレースのタイミングでクラウドに切り替えるメリット

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クラウドに切り替えるベストなタイミングがリプレースの時期と言われる理由

オンプレミスでの機材は5年に一度のリプレースが必要となります。 このリプレースの作業も多くの手間と時間・コストを必要とするため、昨今ではリプレースのタイミングで、リプレースの必要のないクラウドへ切り替えるお客様がいらっしゃいます。

  1. リプレースという業務についてのおさらい
  2. リプレースに掛かるコスト
  3. リプレース時期クラウドを検討する理由

リプレースという業務についてのおさらい

ITが急速に発展する現代社会において、サーバーは多くの企業がなくてはならないと実感しており、継続的に利用できるようにメンテナンスしていかなければならないと考えています。

そのメンテナンスの作業の一つとして発生するのが、サーバー機器自体を交換する「リプレース」と呼ばれる業務です。

リプレースが発生するタイミング

サーバーのリプレース時期は定められていません。しかし、一般的にサーバーのリプレースは5年と言われています。この5年というのは法定耐用年数に基づいた値です。そのため多くの企業は5年ごとに、リプレース作業を行う傾向にあります。

リプレースが発生するタイミング

なぜリプレースを行う必要があるのか?

なぜ行わなければならないのか?

それは、「ハードウェアの老朽化」と「OSのアップデート未対応」が様々な障害が発生させるからです。耐用年数を過ぎたサーバーは処理速度が低下し、業務に支障が発生するほか、サーバー自体が故障します。また、サーバーが古いと、OSが要求するスペックに対応できなくなり、サポート対象外となってしまい、セキュリティが維持できなくなり、データ改ざんやウィルスに感染する可能性が高まります。

もし、データ改ざんやウィルス感染で顧客情報が漏洩してしまった場合、お客様の信用を失ってしまい、ビジネスの機会損失や、社会的信用の失墜につながります。なので、サーバーのリプレースは非常に重要なことです。

リプレースを行う際の注意点

サーバーリプレース時には、システムを止めなければならないので、サーバーの種類によっては、企業の減収減益につながる可能性もあります。それだけではなく、サーバーリプレース前と遜色なく、リプレース後も動作するようにしなければなりません。

リプレースに掛かるコスト

作業内容に伴う作業

サーバーリプレースには人件費が膨大にかかる。これは、サーバーリプレースで必要となるドキュメント(要件定義書・移行計画書・環境定義書・テスト仕様書etc…)を作成することや、実際にサーバーを仕入れ、ラックに設置することや、運用方針を見直したりするからです。

200人規模の中企業を想定したリプレース費用例

サーバーの種類別にリプレースにかかる費用を算出しました。 200人規模の中企業を想定した費用算出です。また細かい要件や、サーバーのスペックなどで変動する可能性は十分あり得るので参考程度に見てください。

サーバーの種類 人件費 機器費 合計
Webサーバー ¥1,160,000 ¥1,600,000 ¥2,760,000
ファイルサーバー ¥1,000,000 ¥1,600,000 ¥2,600,000
DBサーバー ¥1,440,000 ¥1,280,000 ¥2,720,000
業務アプリサーバー ¥1,480,000 ¥1,280,000 ¥2,760,000
メールサーバー ¥1,040,000 ¥3,200,000 ¥4,240,000
合計 ¥6,120,000 ¥8,960,000 ¥15,080,000
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リプレース時期にクラウド移行を検討する理由

費用の見直し

前述はあくまで初期費用のみを大まかに算出したもので、リプレース後のサーバー維持費や運用費などは次のリプレースまで定期的に発生します。初期費用+維持費・運用費を加味したときに、クラウドへ移行したほうがコスト・作業負担の軽減が見込めます。

クラウドへ移行したほうがコスト・作業負担の軽減が見込めます

リプレース時に発生していた「サービスの停止」が不要になる

また、クラウドの場合、リプレースという作業自体がなくなるため、メンテナンスのために停止していたサービスを止める必要もなくなります。

現在では企業の半分以上は導入しており、その効果を実感しています。クラウドを導入すれば、リプレースにかかっていた情シスや総務の負担が他業務に充てることができ、なおかつコスト削減にもなるので、ぜひ導入を考えてみてください。

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