AWS UD Cloudパッケージ

NAS with UDCloudをご紹介

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NAS with UDCloud のご紹介

2020年1月30日

BCP関連の当社のソリューション「NAS with UDCloud」のご紹介

前回まではAWSを構築するコツをご紹介しておりましたが今回はBCP関連の当社のソリューションをご紹介致します。今回ご紹介するのはNAS with UDCloud というBCP対策のソリューションになります。

NAS UD Cloud

サービス説明をする前にNASをご存知でない方の為に、まずNASについてご紹介します

NASとは?

Network Attached Storageの略称で、USBケーブルでPCに接続するのではなく、LANケーブルでネットワークに繋いでデータの保存を行います。ネットワークに繋ぎますので、同じネットワークに繋がる方々とデータの共有も簡単にできます。

一言で言えば小規模ファイルサーバ。NASはファイルサーバよりも導入コストが安価に済みますので、中小企業の方々には導入し易い機器かと思います。

それでは実際のサービス内容などについてご紹介して行きます。

NAS with UD Cloudとは?

NASとクラウドでハブリッドな構成をワンパッケージ化したサービスです。
お客様の拠点にNASを導入し、ネットワークを通じて、クラウドストレージに自動でデータバックアップを行うというものになります。
もちろん設定や保守・運用・監視は弊社が対応させて頂きます!
クラウドにデータのバックアップを行いますので、万が一機器が故障しても大切なデータが喪失する事態を回避することができます。クラウド側のストレージは堅牢性が高いAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)を利用します。

Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)とは?

AWSが提供するオブジェクトストレージサービスです。
このAmazon S3に保存されたデータは、利用するリージョン(国や地域)内にある3箇所に自動的に複製保存することで99.999999999%(9×11)の耐久性を実現。 さらにAWSの設備は、各国のセキュリティ規制要件を満たし、数多くの第三者機関による認証を取得しています。

なぜ、バックアップをクラウドに?

データ消失の原因のうち約40%はハードウェアの故障であるとの統計があります。

ハードウェアは、ヒューマンエラーやウィルス対策と違って、使用環境や時間に依存する為、故障は予測が難しく、未然に防止することが困難であります。
これまでは複数のHDDが搭載できる機種を導入して、RAID構成を構築されたり、または外付けHDDを取り付けられてコピーを取ったりして、データ消失のリスク回避をされていたかと思いますが、そのいずれも同じくハードウェアです。

自社に置くHDDに保存し続ける限りは、このリスクからは回避が難しいからです。しかも、数年置きに買い替えも必要です。
さらに昨今では、地震や台風といった天災も多くなっており、オンプレ環境だけでは不安が増すばかりです。だからこそ、クラウド環境にバックアップを取る必要があるのです。

このソリューションを開発するに至ったきっかけ

お取引のある中小企業の現場担当者様から
「ここ数年災害が増えているのでBCP対策が必要になってきた…」
「でもIT管理者もかけられる費用も限られている…」
「お手頃で、手間のかからないサービスってない?」
「クラウドサービスを使いたいけど、自力で導入するのはハードルがたかい…」
とのお声を頂くことが増えて来た事がきっかけでした。

データバックアップを謳うサービスやファイルストレージサービスは世の中に数多くありますが、費用感が合わなかったり、設定が手間であったり、運用が複雑になったりと自社環境にマッチするものがなく、お悩みの企業も多いことかと思います。

Backup

そこで本ソリューションでは、設計方針を必要な機能だけを提供、設定・保守・運用までを弊社が担い、先ほどあったようなお悩みを持つ企業にお手頃な価格で導入かつ楽して運用できるということをコンセプトにしております。

気になるお値段などについては、お問合せフォームよりお気軽にお問合せ下さい。

営業トークはここまでにして、実際にどんな感じの運用なのかということをお伝えしていきます。
以降の画面は実際にお客様利用時ではなく、設定する際のNAS画面になります。

クラウドへのデータバックアップ設定について

まずNASからクラウドへバックアップするデータですが、フォルダ単位で設定して行きます。
またバックアップする頻度についても自動で毎月○○日や○曜日などの設定もできます。

NAS Backup

そこで本ソリューションでは、設計方針を必要な機能だけを提供、設定・保守・運用までを弊社が担い、先ほどあったようなお悩みを持つ企業にお手頃な価格で導入かつ楽して運用できるということをコンセプトにしております。

Amazon S3にデータをバックアップする設定には、AWSアカウントが必要ですが、これは当社で用意させていただきます。

設定が完了すると以下のようなバックアップタスクが出来上がります。

Backup Linux

タスクは複数設定することができ、バックアップ開始時間が重複しなければ
●✖フォルダは月曜日0:00から
▲■フォルダは土曜日の0:00から
という形でバックアップするタイミングをフォルダ単位で分けることができます。 Amazon S3にバックアップが完了すると以下のようにAmazon S3にアップロードしたデータが格納されるフォルダが作成されます。

保守・監視・運用について

NAS側で何か故障(NW疎通不可、電源断など)があった場合は、当社のサポートセンターに障害内容が通知され、お客様へご連絡します。NW障害やバックアップ中のユーザ操作によるエラーで、バックアップが失敗している場合にもお客様へご連絡の上、当社でトラブルシューティングまでします。

NASの稼働状況については、ELECOM社より無料で提供されている状態管理サービスの「NASみる」を使い、お客様からはWebアクセスでNASの状態を確認することが出来ます。

NASみる

以上、お手軽導入で、ラクラク運用のNAS with UDCloud の紹介でした。

製品仕様のお問い合わせや資料送付希望がございましたら当社問い合わせフォームより

お問い合わせください。

当社問い合わせフォーム:https://udcloud.underdesign.co.jp/contact/

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